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  • 腰の側弯症、変形性腰椎症

    治療・リハビリ前の状態

    ご利用者様:50代前半 女性

    介護職に従事されている患者様です。以前からあった腰の痛みが再燃し、介護動作で負担を感じるようになり来院されました。
    診察したところ胸の右側と腰の左側に側弯症も見られました。

    治療・リハビリの内容

    1. 左右の腰の筋肉のモビライゼーション
      (曲げにくかったり、伸ばしにくい関節の動きを改善する治療)
    2. 筋力に左右差があっため、筋出力バランス調整の指導
    3. 胸から腰、臀部にかけての筋力トレーニング
    4. テーピングにて膝・下腿の制動
    5. 身体を動かしたときの体幹回旋動作訓練

    治療・リハビリ後の状況

    胸椎・腰椎側弯については10代頃にすでに発症していたため、リハビリでの完治は難しかったものの、リハビリによる柔軟性の向上と筋力の使い方指導によって、仕事でも腰の痛みを軽減することができました。

    治療・リハビリ担当者の声

    現在は日常生活動作(ADL)仕事において腰の痛みを軽減することができましたが、側弯変形についてはリハビリだけでなく積極的な医療介入が第一。
    そのためにリハビリでは、まずは痛みの再発防止となるトレーニングなどを実施し、更なる変形予防を図ることが重要になると考えて取り組んでいます。

    患者様からの声

    痛みがまた出てきた時には、趣味であるマラソンも辞めようか悩んだ時期もありましたが、仙台長町の浅沼整形外科にリハビリへ通うようになり、自分の筋力や身体の使い方について教えてもらえたことで、痛みが軽減してきました。
    2023年11月に行われた東北復興マラソンもエントリーしていたので、参加できるか不安でしたが、フルマラソンが完走できてとても嬉しかったです。
    マラソンが終わった後も腰の痛みはなく、通常通り日常生活を送ることができています。