症状と疾患case

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  • バスケットボールによる足捻挫

    治療・リハビリ前の状態

    ご利用者様:14歳 女性

    バスケットボールの練習中に右足首を捻ってしまった中学生の女性の患者様。痛みが強く仙台・長町にあ
    る浅沼整形外科を受診したところ、足捻挫(足関節内反位)と判断されました。

    中総体の練習があったため、ねん挫した足の部位をテーピングで固定した状態で部活動を続けていました。

    治療・リハビリの内容

    【治療プログラム】
    副子固定• テーピング• 低周波治療• レーザー治療

    ケガから2週間後、テーピングの経過は良好。
    固定具と荷重量の減少により、右足の筋力低下と足関節の不安定性があったため、スポーツリハビリをスタート。

    【リハビリプログラム】
    ・軟部組織モビライゼーション
    筋肉や脂肪、表皮などの軟部組織に対し、圧迫や振動を加え、伸張性や柔軟性を引き出し、痛みの緩和を図る専門手技を実施

    ・関節モビライゼーション
    関節に生じる痛みの軽減や可動域の拡大、関節の感覚入力を目的として、専門家により適度な速度と振幅で関節を操作する手技を実施

    その他低周波治療・テーピング・筋力強化トレーニング・荷重訓練・ジョギングとウォーキングのインターバルトレーニングを実施しました。

    治療・リハビリ後の状況

    リハビリ開始2週間後には、痛みの軽減とバスケットボールの運動動作に問題が無いことが確認でき、徐々に競技に復帰することが可能となりました。

    その後は再発防止を目的とした動作訓練、筋力強化など、パフォーマンス向上のためのリハビリプログラムを開始。部活動の完全復帰が叶い、リハビリ終了となりました。

    • テーピングによる捻挫箇所の固定の前後写真①

    • テーピングによる捻挫箇所の固定の前後写真②